火災保険は必要なのか?どこまで加入するべき?
マイホームを購入すると火災保険の加入を勧められます。
勧められた内容がよくわからず加入すると、後で痛い目にあうことにもなります。新生活を安心して楽しく過ごすためにも、保険を理解し満足できる内容で加入することが大切です。
隣が火事で延焼、なのに弁償してもらえない?
「ウチは喫煙者がいないし、オール電化で家族には火災に関しては注意するように言っているから大丈夫!」なんて思っていませんか??火災は自分が起こさなくても隣近所から発生したものによって被害を受けるケースが多いことも認識しなくてはなりません。また放火による被害も恐ろしいものです。実は発生原因の半数が延焼・放火によるものです。自身が火災に気をつけていても防ぐことができないケースが多く存在します。
「隣近所が火元なんだから、火元の方が弁償するのが当たり前でしょ!?」と思いがちですが、それは誤りなんです。
日本においては『失火に関する法律』(通称:失火法)と呼ばれる法律が存在します。これは、端的に申し上げると、ご自身の家は自分自身で守りなさい、という趣旨です。
つまり、隣近所からの延焼によって自宅が被害を受けたとしても、火元には請求できないということです。
何千万円ものローンを組んで購入したマイホームが一瞬にして損失、残ったのはローンだけなんて・・・想像しただけでも恐ろしいことです。そのようなことを防ぐためにも保険の加入が必要なんです!
火事の際の補償は建物だけで十分?
万が一火災が発生した場合、燃えてしまうのは建物だけではありません。当然、家具や衣服などを含めた家財も損失してしまいます。ボヤ程度の火事であっても、消火活動により自宅内に放水されます。家の中は水浸しです。当然、電化製品はもちろん、家の中にあるものは大半が使い物になりません。
一般には火災保険といえば【建物】だけという認識があるようです。また金融機関においてもローンの焦げ付きさえなければ問題なし。という観点からも【建物】だけ保険加入は必須としていますが、それ以外の提案は積極的ではないようです。
おすすめの補償は火災保険(建物&家財)+地震保険
弊社は顧客第一主義という会社理念のもと、安心して暮らしていただくという観点から、【建物】と【家財】の両方の加入に加え、【地震保険】も含めた加入をおすすめしております。
家財って何の事?
家の中にあるものはたいてい家財です。電化製品はもちろんのこと、家具やカーペット、カーテン、衣服や布団も家財です。箸や茶碗も家財です。食料品も家財なんです!
また、自転車や125cc以下のバイクも家財に含まれます。
なお、補足ですが一般的に携帯電話やメガネなどは火災保険では家財には含まれないとされています。またペットや観葉植物なども家財に含まれません。一般的には、単身では300万円、2人世帯では500万円、4人世帯では700~1000万円と言われます。生活スタイルや好みによっても異なりますが、いずれにせよ家財の総額は意外と高額になるようです。
地震による火事は火災保険では補償されない!?
日本はご存知の通り、地震の多い国です。最近も各地で甚大な被害をもたらす大地震が発生しています。最近では、霧島連峰での噴火により近隣地域の被害が拡大しています。残念ながら、今後も各地で大地震の発生が予測されており、それに対する備えが必要となります。
地震を原因とした火災などの事故の場合、火災保険に加入していても補償はされません(ただし、火災保険で地震火災費用保険金が支払われる場合があります)。
地震や噴火またはこれらによる津波(以下地震等)を原因とする火災、損壊、埋没、流失による建物や家財の損害は地震保険で補償されます。
地震保険のみ単独の加入は原則できません。
【建物火災保険】+【地震保険】、【家財火災保険】+【地震保険】という形での加入となります。
大きな地震による被害は甚大なものとなります。その後の生活の支えとしても【地震保険】の加入を強く勧めます。なお、地震保険に関しては、対象とならないものや、支払い形式についても火災保険とは異なります。内容に関しては担当者に詳しくお聞きになってください。
まとめ:火災保険は必要なのか? 自宅が火元で無い場合の火事もあるため、もしもの時に備えた火災保険は大切だと思います。加入方法は火災保険の建物と家財、同時に地震保険加入をおすすめしています。
火災保険については補償内容や保険期間、特約などもよく確認することが大切です。 住まいの環境やリスクを考慮し、必要な補償を選択していただけるよう、弊社グループスタッフがご説明させていただいております。お気軽にお問合せください。
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